断熱や結露の対策

最近の窓ガラス事情

1990年頃からペアガラス(複層ガラス)が開発され、シェアを伸ばしてきました。現在の新築住宅はほとんどペアガラスになっています。

ペアガラス(複層ガラス)
ペアガラス(複層ガラス)の構造

お客様がよく誤解されていることがありますが、ペアガラスの中は真空ではありません。(中身が真空になっている、日本板硝子の「スペーシア」という商品もあります)
ペアガラスは、ガラスとガラスの間に乾燥した空気(熱伝導率0.024)を密封してあります。ガラスよりも熱伝導率が低い、この空気層が室内と室外の温度差を伝えにくくしています。

一般のペアガラスは中間に乾燥した空気層が密閉され熱を遮断しやすくなっています。1枚ガラスと比較した場合の断熱効果は約2倍です。

最近では、より断熱効果を高めるため、ペアガラスに組み合わせてLow-Eガラス(断熱ガラス)が使われるケースが増えてきました。

中間に特殊金属膜をコーティングしたペアガラスです。
板硝子協会では【エコガラス】と命名してPRしています。
このエコガラスは一般のペアガラスに比べ断熱効果は約2倍です。

通常ペアガラス構造 遮熱高断熱ペアガラス構造
通常ペアガラス構造 遮熱高断熱ペアガラス構造

エコガラスの種類

エコガラスにも夏型と冬型の2種類があります。夏型・冬型ともに非常に断熱性能は優れており、総合的な断熱性能はほぼ同じですが、それぞれ特徴があり用途、窓の位置、地域などで使い分けられています。

夏型の特徴 室外の熱い熱を通しにくい
外からの日射を大幅にカット
西日の強い日射の対策に有効
冷房の効きがよくなり、冷房を切っても効きが持続する
冬型の特徴 室内の暖められた熱が外に逃げるのを防ぐ
ある程度の日射は透過して室内を暖める
暖房の効きがよくなり、暖房を切っても効きが持続する

熊本などの温暖な場所では主に夏型が使用されています。夏のギラギラした日差しを大幅にカットし、冷房効率を高めるためには夏型が向いているようです。
かと言って、夏型が冬に効果を発揮しないかと言えばそうではなく、施工させていただいたお客様からは暖房の効きも全然違うとの声を多数頂いてます。

夏型・冬型ともに価格は同じですので、熊本地方などの温暖な地域でも日射がよく入る南側のテラス窓や西側の窓には夏型を使い、日差しの当たらない北側のトイレや浴室などには冬型を使用するとより多くの断熱効果が期待できます。

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断熱・結露対策方法その1 【全て交換】

 サッシの外枠から障子・ガラスまで全て断熱仕様の商品に交換
断熱・結露対策方法

サッシの外枠から障子・ガラスまで全て断熱仕様の商品に交換するのが一番効果がはっきり出ます。

簡単な工事の流れ

1.サッシ廻りの外壁を一旦壊す
2.既存のサッシ枠を取り外し
3.新しい外枠を取り付ける。
4.壊した外壁を作り直す、また室内のクロスの張替が必要になる事もあります。

この方法は工期も費用もかかります。断熱目的だけの工事としては費用対効果の面であまり現実的ではありません。 リビングや新しい部屋を増築するなど大規模なリフォーム工事で検討されてみてはいかがでしょうか?

メリット サッシ・ガラスの種類を自由に選べる。
断熱効果が非常に高い。
デメリット コストが高い。
工期が長い。

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断熱・結露対策方法その2 【ガラス交換】

現在1枚ガラスのサッシがついている場合、今のサッシはそのままで中身のガラスだけをペアガラス・またはエコガラスに交換することができます。ほとんどのサッシはガラスが入っている溝幅は9ミリです。そこにアルミ製のアタッチメントを差し込む事によって12ミリのペアガラスを取り付けることができます。

アルミ製アタッチメント(AT)
サッシにアルミ製アタッチメント(AT)を差し込んでペアガラスを取り付けた断面写真

上の写真は1枚サッシにアルミ製アタッチメント(ATと呼びます)を差し込んでペアガラスを取り付けた断面です。一旦1枚ガラスを取り外し、AT付ペアガラスを組み込んですぐに建て込みます。交換に必要な時間は1窓あたり15分程度で施主様宅の全ての窓を交換したとしても工事は1日で完了します。

メリット ガラスのみの交換なので価格が安くすむ。
上下中桟で分かれているガラスも上から下までガラスへ交換できる。
工事が1日で終わる。
デメリット アルミサッシ自体の結露は防ぐことは出来ない。
網戸と多少干渉することがある。

フクシマ建材1番のおすすめ!断熱・結露対策方法その3 【内窓の設置】

今ある窓の内側に新しく樹脂製の内窓を取り付け二重窓にします。断熱性能に優れた樹脂製のサッシを使うことにより結露を大幅に減らす事ができ、また防音対策としても非常に優れています。

断熱・結露対策方法
樹脂製のサッシ

内窓を取り付けると、今ある外窓と新しい内窓で二重窓になります。この間の空気層で熱を遮断します。
ペアガラスはガラスとガラスの間の空気層で熱を遮断するのが目的なのですが、内窓を新しく取り付けると外窓と内窓で大きなペアガラスを作り出すといったイメージになります。ペアガラスの空気層は約6ミリ~12ミリですが二重窓だと5センチ以上の大きな空気層で遮断することができるので、前述した【方法2】のペアガラス単体の交換よりも大きな断熱効果があります。

内窓の効果
ペアガラスやエコガラスが入った内窓

さらに!この内窓自体のガラスも色々な種類を選ぶ事ができます。
内窓に1枚ガラスを使うだけでも十分な断熱性能がありますが、ペアガラスやエコガラスが入った内窓を取り付ければさらに断熱効果はUP。
また防犯ガラスや防音ガラスを使うことによって防犯対策・防音対策といった様々なご希望に合わせた対策が可能になります。

もっとくわしい樹脂製内窓の紹介はこちら

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